ドライアイ

中等度のマイボーム腺機能不全(MGD)

Saint-Étienne, France

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Dr Marie-Caroline Trone

Saint-Étienne University Hospital(フランス)の眼科医

これは、スクリーンワークとマスク着用により増悪した蒸発亢進型ドライアイ症候群(DES)および中等度のマイボーム腺機能不全(MGD)を呈する女性患者さんの診断と治療です。臨床検査およびLacryDiag®による検査によって詳細な診断を実施しました。この患者さんには、C.Stim®を用いて高強度パルス光(IPL)治療を開始しました。3ヵ月後、症状の大幅な軽減が認められ、患者さんのMGDは中等度から軽度に改善しました。

既往歴:

Ms L.(49歳、エグゼクティブアシスタント)は、眼の発赤、痒みおよびゴロゴロ感を伴う視覚的不快感を訴えて受診しました。その症状は、朝の起床時と一日の終わりに最も顕著でした。

#1

手順1:臨床検査

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問診では、関連する病歴や継続中の治療は認められませんでした。ドライアイの危険因子に関して質問したところ、1日にタバコを約10本吸う能動喫煙者であることがわかりました。

眼科検査の結果は以下のとおりでした:

OSDI質問票を用いたところ、スコアは43.75でした。.

問診のほかに、OSDI、DEQ-5、SPEEDなどの質問票を使用すると有用であり、発現した症状の重症度や種類を迅速に評価することができるほか、ドライアイ症候群の進行や実施した治療の効果をモニタリングするのに使用することができます。このような質問票は使いやすく、待合室で患者さんに記入してもらうことができます。

臨床検査の最後に細隙灯検査を実施したところ、瞬目不全を伴う中等度のマイボーム腺機能不全(MGD)であることが明らかにされました。右眼の涙液層破壊時間(BUT)は5秒、左眼は4秒であり、涙液層が著しく不安定でした。

#2

手順2:LacryDiag®による眼表面分析

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LacryDiag®眼表面分析装置により、TFOS-DEWS 2報告書に記載されている診断基準に準拠した以下の4種類の非接触検査を実施しました:

  • インターフェロメトリーにより涙液油層の破壊を確認
  • 涙液メニスカス高は正常
  • NIBUTは5.6秒まで減少しており、涙液層の不安定性を示唆
  • マイボグラフィーにより、一部のマイボーム腺の拡張および閉塞を確認したほか、萎縮したマイボーム腺もいくつか認められました。

蒸発亢進型ドライアイ症候群(DES)を引き起こす中等度のマイボーム腺機能不全(MGD)と診断しました。

治療のコンプライアンスを高めるため、患者さんに病状を知らせて、個人用の情報シートを用いてその病態生理を説明しました。

また、ドライアイに関するさらに詳細な情報を提供するため、「My dry eye disease」のウェブサイトを紹介しました。

#3

手順3:初期治療

防腐剤無添加の人工涙液を処方し、1日数回点眼させました。

また、眼瞼を温め、マッサージして洗浄するアイケアを毎日行うよう助言したほか、まばたき運動についても説明しました。

最後に、煙は眼表面に有害な影響を及ぼすため、禁煙を勧めました。

2ヵ月後に検診する予定を立てて実施しました。患者さんは依然として不快感を呈していました。症状は軽減していましたが、治療コンプライアンスが良好であるのに持続していました。身体診察時に、中等度のマイボーム腺機能不全(MGD)が依然として認められました。

この観察結果を踏まえて、C.STIM® IPL治療の予定を立てて、対症療法を継続しました。

#4

手順4:C.STIM® IPL治療プロトコール

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治療プロトコールは、Day 0、Day 15およびDay 45の3回のセッションから成るものとしました。

フルエンスを8~14 J/cm2とし、各セッションで各側4ショットを照射しました。治療時は、全員が保護ゴーグルを着用しました。

各セッションの最後に、結果を最善のものとするために、鉗子を用いてマイバムを圧出しました。C.STIM® IPL治療で発生する熱によって、手でマイバムを圧出するのが容易になります。

#5

手順5:3ヵ月後の結果

治療終了から3ヵ月後、患者さんは症状の明らかな改善を報告し、それはOSDI質問票でも明らかに示されました(Day 0のOSDIが43.75に対して、3ヵ月後のOSDIは25)。また、身体診察でも、マイボーム腺機能不全(MGD)が中等度から軽度に改善したことが明らかでした。

もっとも、対症療法を長期間継続する必要があり、必要に応じてIPLによる再治療の予定を立てることになります。ective.



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