網膜

577 nm SubLiminal®レーザーと577 nm局所レーザー

Tarragona, Spain

Dr Alejandro Filloy

Hospital Universitari Joan XXIII de Tarragona‐眼科

これは、577 nmのSubLiminal®レーザーと277 nmの局所レーザーを組み合わせてEasyret®による治療を実施した糖尿病患者さんの治療です。4ヵ月後、視力に有意な結果が認められました。

既往歴:

症例は60歳の糖尿病患者さんで、視力は20/30です。

#1

治療選択肢

<p>治療選択肢</p>

577 nmのSubLiminal®レーザーと577 nmの局所レーザーを併用して治療が実施されました。

 

  • 577 nm SubLiminal®レーザー:浮腫部全体に550のレーザースポット(5% DCで160 μ/0.2 s/400 mW)
  • 577 nm温熱療法:最大の動脈瘤を標的とする8つの局所スポット(100 μ/0.1 s/50 mW)

 

4ヵ月後、光干渉断層計(OCT[*1] )で明らかな改善が認められています。視力は20/25で、OCTでも自発蛍光検査でも視認できる反応はありません。

 

 [*1]略語「OCT」の前に定義を明記しました。

#2

SubLiminalレーザー療法の詳細

<p>SubLiminalレーザー療法の詳細</p>

Subliminalレーザーは、網膜疾患や黄斑疾患の治療で従来の連続波レーザーに代わる治療法です。 

 

従来のレーザーとは対照的に、閾値下レーザーによる治療では網膜に熱損傷は生じません。このことは、中心窩付近での治療が必要な場合に特に重要です。

 

このレーザー法は、中心性漿液性脈絡網膜症(CSC)、糖尿病黄斑浮腫(DME)などの黄斑病変に対して、安全かつ効果的な治療選択肢であることが明らかにされています。

 

SubLiminalレーザー療法の詳細を知りたいですか。

 

専用ウェブサイト(www.subliminal-laser-therapy.com)をご覧ください。